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インクルージョンは子供たちの笑顔から。
幼少期から、学齢期のできるだけ低学年のころから、ひとりひとりの違いを自然に
認め合うような機会を数多く設け、多種多様な人たち(ダイバーシティ)の自然的他
者理解と利他的意識を育んでいけるような環境の中で育つことによって、特別視や否
定的な意識ではなく、互いの個性を魅力として尊重して、肯定的に受け入れていく寛
容さを自ずと身につけていくことができるようになります。
そして、ひとりひとりの「違い」という輝きを価値としてリスペクトする心からは
、互いに助け合う心が自然と生まれてきて、と同時に感謝する心と共に自己保存・自
己肯定感が養われていくのです。
このような子供の頃の成功経験が、豊かな人間性・人間力を養い、大人になったと
きには、偏見なくフラットで、かつ心遣いがスマートにできるようなあたたかな人格
を形成していけるようになるのです。
自我が芽生えはじめる幼少期から学齢期までの間に、ひとりひとりの違いを当たり
前の価値として自然に受け入れられる機会をどれだけ数多く設けていくことができる
かが非常に大切となってきます。
子供たちは才能にあふれています。お友達になれるという才能に。障害者・健常者
の区別なく対等に。
大人たちは、その子供たちの力を信じること。障害の力を信じること。そして地域
社会の大きな心でその成長をあたたかく見守り続けることなのです。
地域の中で生まれる子供たちの命は、共に遊び、共に泣き、共に笑顔の花を満開に
はじかせながら大きく成長していきます。
ときに壁にぶつかりながら…、困難を乗り越えながら…、悲しみ・喜びも共に分か
ち合いながら…。そして、地域社会の大きな愛に包まれながら…。こうして自らの存
在の価値を、命の大切さを確かな手ごたえとして身に着けていくのです。
幼少期・学齢期から、人と人との自然的ふれあいによって相互理解の当たり前のマイ
ンドを育んでいくことがとっても大切です。
インクルージョンの心を育む活動を一緒に実践してまいりましょう。
・インクルージョン未来推進機構 島信一朗